里親会 at カフェランゾウ
きょうは,さとおやかいに行くんだって
この日は,「ペット里親会」さんが主催する里親会チャリティバザーが,うちの近所の「カフェ ランゾウ」さんで開かれると聞いて,エポと一緒に出かけてみることにしました。
一番の目的は,この方たちに会いに行くこと。
気品のあるお顔立ちのナナ嬢。
パパ命のハンサムボーイ・拓さん。
以前,お散歩中に偶然お会いしたことがあり,ナナ拓母さんが,ももママさんのブログを通じてエポのことを知ってくれていたことから,このブログに,「ナナねえちゃんと一緒に(拓)」をリンクしてくださっています。ナナちゃん拓くん,かわいくておりこうさんだった~
「遊んで」光線を発するエポに「なんだおまえ?」な拓さん
里親会には,かわいい子犬や子猫がたくさん参加していました。
ところが,私のチビカメラではいい写真が全然撮れず・・・お子たちの,あの愛らしさが・・・・チビカメラのバカ・・・・(あ,私の腕の問題か??)
ダメダメ写真ながら,並べてみます。
この女の子は,かわいいそばかす顔が,もも姐学園卒のしぇるちゃんによく似ていました!
しぇるちゃんより黒が濃いから,点心くんにも似てるかな?きょうだいと2匹で参加していました。
コッカースパニエルの子犬。黒い子と茶色の子が参加していました。
ブリーダー崩壊現場から引き出された子らですが,すっかりきれいになって,それまでの過酷な環境など,みじんも感じさせないかわいらしさでした。
・・・この写真も,この子の魅力がぜんっぜん写せていません;;瞳が,青みがかっていてとてもきれいなのです。ボーダーコリー風の4ヶ月の男の子。
そして,なんといってもこの日いちばんメロメロになってしまったのが,こちら。
実物はもっともっとかわいいのです。チャコちゃんとクリームちゃん(クリームちゃん背中しか写ってない・・・)。2ヶ月の子犬ってこんな,こんなカワユイのですね・・・二人とも,大人気でした。女の子。
里親会のスタッフさんはみな初対面の方たちばかりでしたが,おおぜいから「あのももママさんところのエポちん??」と声をかけられました。もも姐学園のブログの人気度がいかに高いかを実感!
「エポちゃん競争率高かったでしょう?」とも言われ,これにはちょっとびっくりして「いや,そこらへんのことは知らないんです。」と答えました。
外に出てみると,子猫の里親希望らしい若夫婦とスタッフの方がお話していました。
2歳くらいの男の子がお父さんに抱かれ,すっかり退屈してぐずっていました。
どうやらスタッフさんは,小さいお子さんがいる家庭には子猫は勧められない,と説得しているようで,納得のいかない様子のお母さんは,泣き出しそうな顔でスタッフさんの話を聞いていました。
そんな様子を見て,初めてエポに会った新座の里親会のことを思い出していました。
初めて我が家に犬を迎えることになるかもしれない,という一大事に,家じゅうが舞い上がり,
家族で訪れた里親会場で,かわいい犬たちの姿を見て,さらにテンションあがりつつ,
忙しそうに働くスタッフさんに,おそるおそる「エポちゃんの里親希望なんですが」と声をかけました。
アンケートに記入するよう言われ,待つことしばし,ももママさんが来てくれました。
いくつかの質問のあと,「他にも何件かご希望を頂いているので,アンケートの結果を見てご連絡します」とお返事を頂きました。
帰りの車内の空気は,来るときとまるで正反対でした。
皆無言で,そのうち「・・・ダメかもしんないね。」「うん,ダメかもね。」
主人は,道沿いに続く家並みを眺めながら,「やっぱり犬には,狭いマンションより庭付きの一軒家のほうがいいんだろうなぁ。」とつぶやきました。
私は心の中で,「まだ探し始めたばかりだし,もし今回がダメでも,縁が無かっただけと思うことにしよう」と考えていましたが,それでも「もう少しゆっくりお話できたらなぁ」という残念な思いが消えませんでした。
でも結局,エポはうちに来てくれました。
決して犬にとって最良の環境とはいえない我が家です。
エポがうちにやってきたのは,最初から赤い糸がつながっていたからとしか思えません。
きっと神様が,ももママさんに「この子はここへ」とささやいてくれたんだと思います。
里親会で初めて会ったときのエポ。不安そうに,静かに座っていました。
里親会にいるどのワンコにも,どのニャンコにもきっと運命のおうちがある。
犬を,猫を家族に迎えたいと思っているおうちにも,きっと出会いを待っている運命の1頭がいる。
その縁結びに,日々真剣に取り組んでくださるボランティアさんたちには,本当に頭が下がります。
我が家の赤い糸を見つけてくださったももママさんに,心から感謝します。
引き受けた命を何があっても大切にしていこう,そして,
処分される命が少しでも減るように,少しずつでも声を上げていこう。
・・・そんな思いを新たにした,里親会でした。