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犬社会

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De la natureのパンプレート。ボリューム満点。


昨日は,運動会の代休だった娘を引っ張り出し,久しぶりにJ北公園まで歩いていきました。
もう日が高かったので,予想はしたものの,やっぱり暑かった[あせあせ(飛び散る汗)] この時間帯,ドッグランにもあまり犬がいませんでした・・・疲れて写真も撮らなかった・・・。
帰り道,駅前のカフェレストラン「De la nature」でランチを食べました。ここはテラス席だとワンコ同伴OKです。ここから見ると,いつもの駅前が,なぜかおしゃれな街に見えるから不思議。


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エポは足元で休憩中。ワンコ用のお水ももらえました。


*    *    *


エポは,ご近所にいる北海道犬のリュウベエくん&キキちゃん夫妻が大好きです。
散歩の途中に一緒になろうものならもう有頂天で,お尻をぶりぶり振りながらじゃれついていきます。
若いキキちゃんは,エポと取っ組み合いをして遊んでくれます。
取っ組み合いといっても,圧倒的に強いキキちゃんが「ぐるるる~」と言いながらエポの首根っこをしっかり押さえつけてしまうので,エポはヘソ天になって,Mっ気丸出しでアヘアヘしながら放してくれるのを待つ,という感じです。
リュウベエくんはガキんちょエポには無関心で,たまにはしゃぎすぎたエポがぶつかってくると,低い声で叱るくらいです。リュウベエくんは自分より小さい犬には手を出しませんが,同じくらいの雄犬が向かってくると容赦しないそうで,散歩のときなど飼主さんは相当気を遣うようです。


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黒毛のリュウベエくん。中型犬ながら熊にも向かっていく勇敢な犬です。


この前,そんなリュウベエくんがあこがれて止まぬというお友達に会いました。13歳のタロウくん。

タロウくんは,茶色の毛並みに,シェパードのようなりりしいお顔です。
リュウベエくんは子犬の頃からタロウくんが大好きだそうで,タロウくんの前では,普段の堂々とした態度とは打って変わり,子犬のようにはしゃいでました。
私の目にはただタロウくんにじゃれついているようにしか見えないリュウベエくんでしたが,タロウくんの飼主さんが,彼らのしぐさを解説してくれました。

「リュウベエは,隙あらばタロウより上の立場に立とうとしているのよ。ほら,後ろに回って,背中を押さえようとするでしょ?」

確かに,じゃれながら時々タロウくんの背中に足をかけようとします。そのたびにタロウくんに「ウウッ」とすごまれ,慌てて首筋をペロリと舐めてご機嫌を取るのでした。

「タロウはまだリュウベエには負けていないけど,もう年だし,そのうち背中を押さえつけられることがあったら,そこでリュウベエのほうが強い地位に取って代わるのよ。」

ぼんやり見ていると気づかない犬のしぐさにも,ちゃんと意味があるんですね。改めて,雄犬たちの厳しい上下関係のありようを目の当たりにして,ほぉ~とただただ感心するばかりでした。
彼ら雄犬に比べると,エポたち雌犬はのんびり気楽に過ごしてるように見えますが・・・エポも,いつかキキちゃんの背中に挑戦するときがくるのかな?
・・・いやー,ヘタレのエポには,ありえんと思う。

ところでリュウベエくん,若いお嫁さんのキキちゃんには,頭があがらないんだそうです。そんなところは人間界と同じか?!

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